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物理療法
超音波とは
治療用の超音波周波数:20000Hz(20KHz)以上
『物理療法では、1MHzと3MHz』
波長:約1mm
出力:5W/c? 『10W/c?以上は禁忌、臨床では0.5〜2W/c?』
超音波では導子と生体(皮膚)との間に超音波に伝達する物質が必要。
理想的な媒介物質としてカップリング剤がある
縦波であり、人工関節を入れている患者に行っても良い。
音波の伝播
*反射
*屈折
*吸収
*干渉
ピエゾ効果と逆ピエゾ効果
ピエゾ効果
石英やロッシェル塩のような結晶は、
特定の方向に圧縮、非圧縮を繰り返すと電流を生じる現象のこと。
圧電効果ともいう
逆ピエゾ効果
ピエゾ効果とは逆に電流をこれらの結晶に通電すると収縮し、
断電するとともに戻る性質がある現象のこと。逆圧電効果ともいう
骨吸収係数
脂肪<筋肉<骨組織
ビーム不均等率(BNR)
良好・・・1:1〜5:1もしくは、5以下 ※1:1が最適である
不良・・・6:1〜9:1もしくは、6以上
空洞化現象を防止するためBNRが5.0以下の機器を使用すること
有効照射面積(ERA)
良好・・・黒い所が多い
不良・・・黒い所が少ない
※大きければ大きいほど良い。6とか7以上
治療効果を高めるため、治療面積はERAの2倍以内とする
温熱作用(深達熱)
*局所の温度上昇
*循環血流量の増加
*代謝の亢進
*痛みの閾値の上昇
*筋スパズムの鎮静
*結合組織の伸展性の増加
非温熱的効果(機械的作用)
*発泡作用
*物理化学的変化
*マイクロマッサージ効果
*超音波の周波数は0.8〜1.5MHzであり、治療では1MHzと3MHzが使用されている
*温熱作用と非温熱作用がある
*周波数の1MHzでは、深部まで入り、3MHzでは吸収されやすく浅い
*超音波の周波数は20KHz以上である(20000Hz)
*臨床での出力は0.5〜2W/cmとする
*超音波は電磁波ではなく伝達の形態は横波である
*音波の伝達速度は空気中で331.5+0.6t m/s(t:温度)である
*音波には反射、屈折、干渉作用がある。また組織のマイクロマッサージ効果がある
*通常ERAの2倍以内の部位に照射する*ピエゾ効果とは、石英のような結晶に特定の方向に圧縮を繰り返すと電流を生じることである
*逆ピエゾ効果とは、石英のような結晶に電流を流すと収縮し、断電すると元に戻ることをいう
*音波の吸収係数は筋肉よりも骨のほうが大きい(タンパク質を含む組織での発熱が大きい)
*キャビテーションとは体内の小さな気胞が圧縮・拡張を繰り返す現象のことである
*BNRは5以上だとキャビテーションを起こしやすい
*超音波は人工骨頭のような金属の部分に照射しても安全である
*ペースメーカー装着者は禁忌である
*レイノー症候群、デュピトレン拘縮、RAにも適応がある
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治療用の超音波周波数:20000Hz(20KHz)以上
『物理療法では、1MHzと3MHz』
波長:約1mm
出力:5W/c? 『10W/c?以上は禁忌、臨床では0.5〜2W/c?』
超音波では導子と生体(皮膚)との間に超音波に伝達する物質が必要。
理想的な媒介物質としてカップリング剤がある
縦波であり、人工関節を入れている患者に行っても良い。
音波の伝播
*反射
*屈折
*吸収
*干渉
ピエゾ効果と逆ピエゾ効果
ピエゾ効果
石英やロッシェル塩のような結晶は、
特定の方向に圧縮、非圧縮を繰り返すと電流を生じる現象のこと。
圧電効果ともいう
逆ピエゾ効果
ピエゾ効果とは逆に電流をこれらの結晶に通電すると収縮し、
断電するとともに戻る性質がある現象のこと。逆圧電効果ともいう
骨吸収係数
脂肪<筋肉<骨組織
ビーム不均等率(BNR)
良好・・・1:1〜5:1もしくは、5以下 ※1:1が最適である
不良・・・6:1〜9:1もしくは、6以上
空洞化現象を防止するためBNRが5.0以下の機器を使用すること
有効照射面積(ERA)
良好・・・黒い所が多い
不良・・・黒い所が少ない
※大きければ大きいほど良い。6とか7以上
治療効果を高めるため、治療面積はERAの2倍以内とする
温熱作用(深達熱)
*局所の温度上昇
*循環血流量の増加
*代謝の亢進
*痛みの閾値の上昇
*筋スパズムの鎮静
*結合組織の伸展性の増加
非温熱的効果(機械的作用)
*発泡作用
*物理化学的変化
*マイクロマッサージ効果
*超音波の周波数は0.8〜1.5MHzであり、治療では1MHzと3MHzが使用されている
*温熱作用と非温熱作用がある
*周波数の1MHzでは、深部まで入り、3MHzでは吸収されやすく浅い
*超音波の周波数は20KHz以上である(20000Hz)
*臨床での出力は0.5〜2W/cmとする
*超音波は電磁波ではなく伝達の形態は横波である
*音波の伝達速度は空気中で331.5+0.6t m/s(t:温度)である
*音波には反射、屈折、干渉作用がある。また組織のマイクロマッサージ効果がある
*通常ERAの2倍以内の部位に照射する*ピエゾ効果とは、石英のような結晶に特定の方向に圧縮を繰り返すと電流を生じることである
*逆ピエゾ効果とは、石英のような結晶に電流を流すと収縮し、断電すると元に戻ることをいう
*音波の吸収係数は筋肉よりも骨のほうが大きい(タンパク質を含む組織での発熱が大きい)
*キャビテーションとは体内の小さな気胞が圧縮・拡張を繰り返す現象のことである
*BNRは5以上だとキャビテーションを起こしやすい
*超音波は人工骨頭のような金属の部分に照射しても安全である
*ペースメーカー装着者は禁忌である
*レイノー症候群、デュピトレン拘縮、RAにも適応がある
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物理療法
超短波とは
周波数:27.12MHz
波 長:11m
あまり使われていないようですが
ポイントは極超短波に近いです。
*日本では周波数が27MHz程度のものが使用されている
*超短波療法にはコンデンサー霊界法、ラセン霊界法、ラセン霊界放射法がある
*コンデンサー霊界法は、人体組織が電気回路の一部となる
*ケーブル法は人体組織がコイルの電磁場内に置かれる
*金属への照射は禁忌
*受精時期の妊婦には禁忌
*骨盤内臓器に効果がある
*心臓ペースメーカー使用中の患者は禁忌
*汗がたまると危険なので端子の下の皮膚をタオルで覆う
*阻血組織に対しては禁忌
*組織の共振によって熱を発生する
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周波数:27.12MHz
波 長:11m
あまり使われていないようですが
ポイントは極超短波に近いです。
*日本では周波数が27MHz程度のものが使用されている
*超短波療法にはコンデンサー霊界法、ラセン霊界法、ラセン霊界放射法がある
*コンデンサー霊界法は、人体組織が電気回路の一部となる
*ケーブル法は人体組織がコイルの電磁場内に置かれる
*金属への照射は禁忌
*受精時期の妊婦には禁忌
*骨盤内臓器に効果がある
*心臓ペースメーカー使用中の患者は禁忌
*汗がたまると危険なので端子の下の皮膚をタオルで覆う
*阻血組織に対しては禁忌
*組織の共振によって熱を発生する
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物理療法
極超短波とは
波長:12.25cm
振動周波数:2450MHz
マグネトロン管
(二極真空管)内でマイクロ波を発生、共振させアプリケータを通して照射させる)
骨と接する筋面が加熱するところをhot spotという。
金属挿入がある患者に対しては禁忌。
一方向にしか暖めることが出来ない。
高周波療法適応量
dosis1:暖かいと感ずる閾値以下
dosis2:少し暖かいと感ずる量
dosis3:かなり、そしてここちよく暖かいと感ずる量
dosis4:我慢できるが、熱いと感ずる量
※治療の目安はdosis3
ポイントとしては
*極超短波の周波数は2450MHzで、波長は12.25cmである
*マイクロ波発生装置はマグネトロン管内でマイクロ波を発生し、
共振させてアンテナまたはアプリケーターを通して照射する
*極超短波は組織の吸収に基づいて電磁エネルギーが熱エネルギーに変換され熱が出現
*極超短波は浮腫や骨折初期は禁忌
*極超短波は超短波より波長が短く、赤外線より波長の長い電磁波である
*極超短波療法は超短波より便利であるが一方向しか温められない欠点がある
*極超短波の強さの調節は機械の目盛りより患者の自覚する温度のほうが大切である
*Dosis?とはかなり、そして心地よく暖かいと感じる量をいう
*人工関節に置換した股関節に対しての極超短波は禁忌*患者が治療量の過剰を超音波、紫外線よりも自覚しやすい
*出血性素因は禁忌である(血友病、ペースメーカー、補聴器も)*皮膚はよく拭いてから施行すること
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波長:12.25cm
振動周波数:2450MHz
マグネトロン管
(二極真空管)内でマイクロ波を発生、共振させアプリケータを通して照射させる)
骨と接する筋面が加熱するところをhot spotという。
金属挿入がある患者に対しては禁忌。
一方向にしか暖めることが出来ない。
高周波療法適応量
dosis1:暖かいと感ずる閾値以下
dosis2:少し暖かいと感ずる量
dosis3:かなり、そしてここちよく暖かいと感ずる量
dosis4:我慢できるが、熱いと感ずる量
※治療の目安はdosis3
ポイントとしては
*極超短波の周波数は2450MHzで、波長は12.25cmである
*マイクロ波発生装置はマグネトロン管内でマイクロ波を発生し、
共振させてアンテナまたはアプリケーターを通して照射する
*極超短波は組織の吸収に基づいて電磁エネルギーが熱エネルギーに変換され熱が出現
*極超短波は浮腫や骨折初期は禁忌
*極超短波は超短波より波長が短く、赤外線より波長の長い電磁波である
*極超短波療法は超短波より便利であるが一方向しか温められない欠点がある
*極超短波の強さの調節は機械の目盛りより患者の自覚する温度のほうが大切である
*Dosis?とはかなり、そして心地よく暖かいと感じる量をいう
*人工関節に置換した股関節に対しての極超短波は禁忌*患者が治療量の過剰を超音波、紫外線よりも自覚しやすい
*出血性素因は禁忌である(血友病、ペースメーカー、補聴器も)*皮膚はよく拭いてから施行すること
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物理療法
エネルギー転換熱ジアテルミーとは
1.ジアテルミーの生物理学
方法
?伝導
?体積加熱
誘電率
組織 誘電率
血液 80
筋 72〜76
脳 68
脂肪 15
皮膚、骨 5〜16
蛋白質など固体含有物 5〜16
※誘電率が高い⇒水分含有量が大きい(血液、筋、脳)・・・蓄熱しやすい
※誘電率が低い⇒水分含有量が小さい(脂肪、骨)・・・蓄熱しにくい(透過しやすい)
2.高周波療法の種類
○エネルギー変換熱を利用した温熱療法
超短波、極超短波、超音波療法
*ここでのポイントは誘電率!
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1.ジアテルミーの生物理学
方法
?伝導
?体積加熱
誘電率
組織 誘電率
血液 80
筋 72〜76
脳 68
脂肪 15
皮膚、骨 5〜16
蛋白質など固体含有物 5〜16
※誘電率が高い⇒水分含有量が大きい(血液、筋、脳)・・・蓄熱しやすい
※誘電率が低い⇒水分含有量が小さい(脂肪、骨)・・・蓄熱しにくい(透過しやすい)
2.高周波療法の種類
○エネルギー変換熱を利用した温熱療法
超短波、極超短波、超音波療法
*ここでのポイントは誘電率!
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