私がなりたい理学療法士像

呼吸リハの先駆者である
昭和大学 宮川哲夫先生の言葉
「日本で優秀なPTといえば、優れたテクニックを持った人を指す。
アメリカで優秀なPTといえば、素晴らしい人間性を持った人のことを指す。」

担任の先生に教えていただいた言葉ですが
これって凄くよくわかります (´▽｀)

学生の立場で生意気にも
書くことではないかもしれない。
でも、将来の自分のために書いていると思って頂けたら幸いです。

理学療法士である前に人としてどうなのか？
ここを無視して技術や年数で上だからと
すべてが人間的にも上だと勘違いされている方を見かけると
残念でたまりません。
社会人出身のプライドが捨てきれてない！とか
思われる方もいるかもしれないですが
おかしいものはおかしい！と言いたい
技術ばかりで増長してはいけないと…

それらをふまえて自分自身が将来、増長しないように
戒めとして書き記したい事。

1.誰に対しても挨拶は笑顔でしっかりとする
2.名前を覚え名前で呼ぶ
3.自分が優位な立場だからこそ気を使う
4.自分に人が集まらない理由は自分にある
5.絶対に眠れないような納期を強要しない。

実習時において技術、知識、考え方はよく学びます。
私も勉強不足や視野の狭さを痛感しましたヽ(TдT)ノ
しかし、
今回私がもっとも学んだことは検査実習時と同じく人間性だと思います。

1.当たり前のようで、なかなかしてないものです。
　特に学生が挨拶しても流したり、
　しっかりと挨拶してくれないなんてよくあります。

2.『学生さん』ってよく呼ばれます。当然といえば当然なんですが
　　自分がPTになったら学生とRPTとしてしてではなく
　　人対人として接したいと思っています。

3.学生の立場の低さは当たり前です。
　勉強させてもらっているのですから。
　ただ、横暴な仕打ち、言葉づかいは
　精神的な暴力になると覚えておきたい。

4.リハの見学に学生が来ない。
　うっとうしくなくていいですか？いや、
　自分に近付きづらい、質問しづらい何かがある
　＝患者様はどう思っているんだろう？

5.twitterにも書きましたが眠らないのは当たり前じゃない。
　患者様の事を思えばその意欲は大事かもしれないが
　自分が倒れては何の意味もないし、事故を起こし
　人を傷つける恐れもある。レポート提出だけが実習ではない。

無論、学生も学ぶ姿勢、礼節ができてないといけないです。
最近、そこが出来ていない学生が多いのも事実らしいですし
今の自分も完ぺきではないと感じています。
相互関係が重要ですが
優位な立場はどちらか？はわかります。
強者が弱者に対し、無理を強要するのが
実習ならば意味がない。
崖を這い上がってこようとする者に対して
登り方のコツを教えるのが実習だと思う。

そうなりたい。心からそう思う。

まだPTになってもいない、長期実習も体験していない、
ひよっ子学生だけど、そんな今だから思う実習生に対して大切だと思う事を
まとめました。将来の私よ、戒めてください！

長期で全く理想と逆の事になることも予想されるけど
その時はその時、自分への戒めがより強固になると思う。


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Comments

[1. con]

こんにちははじめまして
少し前からこちらのブログをみつけて拝見しています
私はPTではなくOTを目指そう?（目指している?）として
春から専門学生です

やっぱり人間性は大事ですよね
自分の知識や経験だけでなく
人としての患者さんへの接し方など
実習を通してや普段からも学びたいと思います

幸い私のいく学校は以前から何度も訪れていて
良い先生方ばかりだとは思っているので
あとは実習で経験をつみ
人間性も育ちたいと思っています

勢いで書いてしまって
よくわからない文章かと思いますが、
これからも応援しています！
私も理想像を持ってそんなOTに
なれるよう努力したいです!!

[2. あん]

実習、お疲れさまです
私もなんとか合格点を頂くことが出来ました(^ω^)

人間性…、人と関わっていく職業だからこそ
大切になってきますよね。

takuさんの文章を読んで、スゴく頷いてしまいました。
私も実習中、「学生さん、学生さん」って呼ばれ
なんだかなぁという気持ちだったのですが
ＳＶの先生や何人かの先生は名前で読んでくださるようになって
初めて自分の存在を認められたような気がして
とても嬉しかったのが心に残っております


私も頭でっかちなPTよりも
気軽で話しやすい(相談しやすい)PTになりたいなぁと思ってます
もちろん!知識を増やすことも忘れずにです(^ω^)

お互い、立派なPTになれるよう頑張りましょうね!

[3. taku]

conさん、はじめまして！
コメントありがとうございます

人間性を学ぶのはとても難しいですよね・・
こうなりたい！こういう風になりたい！という
向上心は増長しているとなかなか難しい

学生の今だからこの気持ちをしっかり根底にもちたいものです。

これから大変でしょうけどお互い頑張りましょう！

[4. taku]

あんさん、実習お疲れさまでした
やっぱり自分が認めてもらえたような瞬間ってありますよね。
名前で呼ばれるとちゃんと個人として認めてくれているという
安心感もありますし、
お互いその瞬間のうれしさを忘れずにＰＴに向かって頑張りましょうね。

[5. らくらく！]

お久しぶりです。
実習、お疲れ様でした！
とにかくお元気そうでなによりです。

私は、丁稚奉公のころ、師匠に
『良くなるのは患者自身で、悪くなるのはセラピストのせい』
と、常々教わってきました。

まさに、人材教育や学生指導にも当てはまることですよね。
自分の部下の出来が悪いのは自分のせい。
担当実習生の出来が悪いのも自分のせい。
よく乗り切った、成長するのは本人が頑張ったから。

ただそれだけだと思います。
いつもこの言葉を胸に自分を戒める毎日です。

いゃ〜オジサンはついつい説教じみてしまいます。
悪いクセですね！それではまた！

[6. taku]

らくらく！さん、いつも有難うございます！
勉強になるお話、感謝いたします。
やはり勘違いしてはいけない事として
おっしゃっておられる内容こそが
基本ですよね

大事な心掛け…
しかり刻みます！！