紫外線療法とは
波長:0.01〜0.4μm
・近紫外線(neae UVR):長波長紫外線
波長→0.3〜0.4μm
皮膚癌、老化促進(真表層まで)
・遠紫外線(far UVR):短波長紫外線
波長→0.01〜0.3μm
殺菌効果、光化学作用(真表層まで)
※近紫外線の方が遠紫外線に比べ、深く透過する
紅斑量テスト
紅斑の程度(E0〜E5)6段階による
E0:発赤が肉眼では認められない程度
E1:刺激や痛みもなく皮膚がわずかに発赤し、24時間以内に消えるもの
E2:わずかに刺激があり、発赤が多く2〜3日続くもの
E3:著しい発赤があって熱感・痛み・浮腫などを伴い、押しても発赤が消えず1週間くらい続くもの
E4:さらに疱疹の形成がされる
E5:E4の2倍の照射量※普通紅斑なしに色素沈着をみることはないが、波長0.34μ以上の近紫外線は紅斑を生じなくても色素沈着を起こす
生理作用
*化学作用(主として光化学作用)
*紅斑作用
*皮膚剥離 紅斑
*色素沈着(皮膚癌、皮膚感染に対する抵抗力↑)
*殺菌作用
*ビタミンDの生成
*内分泌防御作用(esophylaxy)
波長(λ)
*紅斑作用:0.25μm、0.3μmの2種がある
*色素沈着:0.34μm
*硬性輻射:0.29μm以下
*ビタミンDの生成:0.27〜0.31μm
*エソフィラキシー:0.29μm以上
最小紅斑量(MED)テスト
紫外線は発光管の種類によって差があり、患者の紫外線に対する感受性も1人1人異なるので、
紫外線の治療量(ドーゼ:dose)はあらかじめ試験的に実施される紫外線照射によって
生ずる紅斑量テストの結果をもとに決められる。
これをMEDテストまたは、スリーブテスト(sleeve test)とよぶ。
すなわち照射距離を一定にとり、
どれくらいの時間で
最小紅斑(24時間して皮膚に発赤の認められるものの中で最小の程度のもの:紅斑E1の程度)を生じるのかを
決定するテストのこと。テストは前腕部によく行われている。MEDをまた第1度紅斑量ともいう。
※要するに・・・紫外線を当て、数時間後から発赤が現れ始め、24時間後に消失する(紅斑E1の程度)。
その時間がその人の最小紅斑量(MED)となる。
ポイント
1.紫外線の波長は0.01〜0.4μmである
2.遠紫外線(短波長紫外線)は0.01μm〜0.3μm、近紫外線(長波長紫外線)は0.3〜0.4μmである
3.近紫外線は遠紫外線よりも人体では深く透過すると言われている
4.紅斑の程度のE1は少しの発赤が24時間以内に消える状態で、E2は発赤が多く、2〜3日続くものである
5.抗生輻射とは波長0.29μm以下の紫外線がバクテリアやビールズなど、
生成障害などを起こすことである(殺菌作用)
6.エソフィラキシーとは波長0.29μm以上の紫外線により浅層の細胞内皮の感受性が上がり、
感染に対して抗体を作り、体を防御する作用である(内分泌防御作用)
7.紫外線は皮脂の一成分である、デヒドロコレステロールやエルゴステロールをビタミンDに変換する
8.紫外線は感作物質を服用している者や細菌X線を照射した部位には禁忌である
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波長:0.01〜0.4μm
・近紫外線(neae UVR):長波長紫外線
波長→0.3〜0.4μm
皮膚癌、老化促進(真表層まで)
・遠紫外線(far UVR):短波長紫外線
波長→0.01〜0.3μm
殺菌効果、光化学作用(真表層まで)
※近紫外線の方が遠紫外線に比べ、深く透過する
紅斑量テスト
紅斑の程度(E0〜E5)6段階による
E0:発赤が肉眼では認められない程度
E1:刺激や痛みもなく皮膚がわずかに発赤し、24時間以内に消えるもの
E2:わずかに刺激があり、発赤が多く2〜3日続くもの
E3:著しい発赤があって熱感・痛み・浮腫などを伴い、押しても発赤が消えず1週間くらい続くもの
E4:さらに疱疹の形成がされる
E5:E4の2倍の照射量※普通紅斑なしに色素沈着をみることはないが、波長0.34μ以上の近紫外線は紅斑を生じなくても色素沈着を起こす
生理作用
*化学作用(主として光化学作用)
*紅斑作用
*皮膚剥離 紅斑
*色素沈着(皮膚癌、皮膚感染に対する抵抗力↑)
*殺菌作用
*ビタミンDの生成
*内分泌防御作用(esophylaxy)
波長(λ)
*紅斑作用:0.25μm、0.3μmの2種がある
*色素沈着:0.34μm
*硬性輻射:0.29μm以下
*ビタミンDの生成:0.27〜0.31μm
*エソフィラキシー:0.29μm以上
最小紅斑量(MED)テスト
紫外線は発光管の種類によって差があり、患者の紫外線に対する感受性も1人1人異なるので、
紫外線の治療量(ドーゼ:dose)はあらかじめ試験的に実施される紫外線照射によって
生ずる紅斑量テストの結果をもとに決められる。
これをMEDテストまたは、スリーブテスト(sleeve test)とよぶ。
すなわち照射距離を一定にとり、
どれくらいの時間で
最小紅斑(24時間して皮膚に発赤の認められるものの中で最小の程度のもの:紅斑E1の程度)を生じるのかを
決定するテストのこと。テストは前腕部によく行われている。MEDをまた第1度紅斑量ともいう。
※要するに・・・紫外線を当て、数時間後から発赤が現れ始め、24時間後に消失する(紅斑E1の程度)。
その時間がその人の最小紅斑量(MED)となる。
ポイント
1.紫外線の波長は0.01〜0.4μmである
2.遠紫外線(短波長紫外線)は0.01μm〜0.3μm、近紫外線(長波長紫外線)は0.3〜0.4μmである
3.近紫外線は遠紫外線よりも人体では深く透過すると言われている
4.紅斑の程度のE1は少しの発赤が24時間以内に消える状態で、E2は発赤が多く、2〜3日続くものである
5.抗生輻射とは波長0.29μm以下の紫外線がバクテリアやビールズなど、
生成障害などを起こすことである(殺菌作用)
6.エソフィラキシーとは波長0.29μm以上の紫外線により浅層の細胞内皮の感受性が上がり、
感染に対して抗体を作り、体を防御する作用である(内分泌防御作用)
7.紫外線は皮脂の一成分である、デヒドロコレステロールやエルゴステロールをビタミンDに変換する
8.紫外線は感作物質を服用している者や細菌X線を照射した部位には禁忌である
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