赤外線療法とは
波長:0.75〜15μm
近赤外線(短波長赤外線)→0.75〜1.5μm
※医療用では1μmがメイン
遠赤外線(長波長赤外線)→1.5〜15μm
透過力
近赤外線→5mm〜1?
遠赤外線→1mm程度
電磁スペクトルについて
電磁波は、真空および空気中を高速30万km/secで直線に進む
すべての電磁波の速度は一定である
波長の短い順に並べるとX線<紫外線<可視光線<赤外線<極超短波(マイクロ波)<超短波
輻射の諸法則について
*輻射熱移動の支配則
放出力は、絶対温度と4乗比例の関係にある。
普段使用している温度(℃)はセルシウス温度(t)という
絶対温度(T)とセルシウス温度(t):T=273.15+t
※0℃=273.15
*逆自乗の法則
物体が受ける照射の強度は、輻射源と物体との間の距離の自乗(2乗)に反比例する。
照射強度は逆二乗の法則に従うので距離を半分にすれば1/4の時間で同一照射量となる。
*グロットゥス・ドレイパーの法則
吸収された電磁波のみが、組織に作用する。
*ランバートの余弦則
照射量は光源の照射角度によって決定される。
照射角度が垂直(cosθ)であれば最大の照射量になるが、
患部に平行(cos90°)に照射するとその照射量は0になる。
※0°→100% 30°→ 87% 45° → 71% 60° → 50%
※cos0→1 cos30°→ √3/2 cos45°→ 2/√2 cos60°→ 1/2 cos90°→0
*ウィーンの法則
すべての物体は絶えず赤外線を放出している。
発熱体の表面温度とその物体が発する赤外線の波長には一定の法則がある。
波長λ(μm)=2879/(発熱体の表面温度+273「℃」)
例:0℃の氷
2879/(0+273)=10.6
生体への作用
*温熱のよる血管拡張作用
*紅斑
*色素沈着
*新陳代謝促進
*鎮痛、鎮静作用
*知覚神経終末への作用
ここでのポイントは
輻射の各法則の理解と以下の内容
*赤外線の波長は0.74〜0.6mmである (赤外線の波長は0.75〜1mm)
*治療に使用されるのは近赤外線で短波長赤外線とも言われ、波長は1μが主である
*赤外線療法の生体への作用は基本的に表在の温熱作用である
*遠赤外線は皮膚透過力が弱く1mm程度である。近赤外線は5mm〜1cm
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波長:0.75〜15μm
近赤外線(短波長赤外線)→0.75〜1.5μm
※医療用では1μmがメイン
遠赤外線(長波長赤外線)→1.5〜15μm
透過力
近赤外線→5mm〜1?
遠赤外線→1mm程度
電磁スペクトルについて
電磁波は、真空および空気中を高速30万km/secで直線に進む
すべての電磁波の速度は一定である
波長の短い順に並べるとX線<紫外線<可視光線<赤外線<極超短波(マイクロ波)<超短波
輻射の諸法則について
*輻射熱移動の支配則
放出力は、絶対温度と4乗比例の関係にある。
普段使用している温度(℃)はセルシウス温度(t)という
絶対温度(T)とセルシウス温度(t):T=273.15+t
※0℃=273.15
*逆自乗の法則
物体が受ける照射の強度は、輻射源と物体との間の距離の自乗(2乗)に反比例する。
照射強度は逆二乗の法則に従うので距離を半分にすれば1/4の時間で同一照射量となる。
*グロットゥス・ドレイパーの法則
吸収された電磁波のみが、組織に作用する。
*ランバートの余弦則
照射量は光源の照射角度によって決定される。
照射角度が垂直(cosθ)であれば最大の照射量になるが、
患部に平行(cos90°)に照射するとその照射量は0になる。
※0°→100% 30°→ 87% 45° → 71% 60° → 50%
※cos0→1 cos30°→ √3/2 cos45°→ 2/√2 cos60°→ 1/2 cos90°→0
*ウィーンの法則
すべての物体は絶えず赤外線を放出している。
発熱体の表面温度とその物体が発する赤外線の波長には一定の法則がある。
波長λ(μm)=2879/(発熱体の表面温度+273「℃」)
例:0℃の氷
2879/(0+273)=10.6
生体への作用
*温熱のよる血管拡張作用
*紅斑
*色素沈着
*新陳代謝促進
*鎮痛、鎮静作用
*知覚神経終末への作用
ここでのポイントは
輻射の各法則の理解と以下の内容
*赤外線の波長は0.74〜0.6mmである (赤外線の波長は0.75〜1mm)
*治療に使用されるのは近赤外線で短波長赤外線とも言われ、波長は1μが主である
*赤外線療法の生体への作用は基本的に表在の温熱作用である
*遠赤外線は皮膚透過力が弱く1mm程度である。近赤外線は5mm〜1cm
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勉強、頑張っておられるようで、いつもパワーをいただいております。
これから実習など、一番大切なイベントが待っています。どうかお身体、ご自愛ください。
それでは良いお年を。